洋裁教室のBGMはSpotifyで先生が適当に選んだ曲が流れています。
ある日、みんなが黙々と作業中、オアシスの「Wonderwall」が流れました。
冒頭の
Today is gonna be the day
That they're gonna throw it back to you~
と流れた瞬間、我ら生徒アラフィフ全員が「懐かしい~!」と顔を見合わせて声を上げてしまったほど。
久しぶりに聞いたら、改めてハートを鷲掴みされました。
それ以来、ごはんの支度中、洋裁作業中、暇な時、アイロン掛けをしている時などオアシスです。すぐ影響されちゃう。マイブーム。馬鹿の一つ覚え。寝ても覚めてもずっとオアシス。
お兄ちゃんと弟、声質が似ていませんけど、それぞれ違う声でかっこいい。
ところでオアシス兄弟の仲の悪さは知っているけど、なんで解散したんだったっけかな、と調べるとやっぱりケンカだったのですね。
過去のケンカ騒動も調べてみたら、いい年した大人が酔っ払って殴り合いなどなかなか始末におえません。やれやれですね。
というか、ここまでくるとコメディ。
YouTubeに「オアシスって再結成してほしいけど、再結成してほしくないバンドでもある」と感想があり、私も同感。
こわいもの見たさというのもあります。
バイオレンスと言えば、北野武映画です。
この秋に公開される新作楽しみにしております。
北野映画のバイオレンスっぷりは私好きなのですけど、周りに聞くと「暴力物はあまり、、、」という方が多く、え、そうなの?と共有できる人があまりいなくて残念。
だってフィクションだもの。怖くて痛そうだけどフィクションだから、手で顔をかくして、指の隙間から眺めちゃう感じ。
こんな感じ。
村瀬組が再び麻薬に手を出したことを知った大友組は、中華料理屋の主人が売人であることを突き止める。中華料理屋にやって来た大友組の水野と安倍は、調理場に入り込み、調理中の中華料理屋の主人から話を聞く。しらばっくれる中華料理屋に対し、水野が耳に菜ばしを突き刺し、安倍が中華包丁で指を切り落とす。主人の指が入ったラーメンは、そのまま客に出される。(アウトレイジ1作目)
こちらのシーン、覚えている方多いかと思うのですがいかがでしょうか。
昔、雑誌かなにかで北野武監督がインタビューで「暴力な作品を作るとそれを観た観客が実際にマネしてしまうという心配はないですか」という質問にたいして「おいらのは痛そうでしょ。痛そうでマネしたくないでしょ」とかなんとか答えていたのを覚えています。
まさにその通り、このラーメン屋のシーンは本当に痛そうでした。
マネしようだなんて思う人いたらどうかしている人です。
おいしそうだからマネして作ってみようという料理番組みたいな感覚と全然違います。
先日、ラーメン屋の店主が暴力団組長で何者かに射殺されたというニュースがあり、アウトレイジを思い出したのは私だけでしょうか。
リアルアウトレイジ。
その組長が作るラーメンもテールラーメンとやらでおいしそうで、食べログも高評価でした。それ以来、ラーメン屋さんを特別な目で見てしまいますが、組長って人前に出てこないイメージですが。
行列のできる有名なかき氷屋さんで、若い衆が並び、順番がきたら組長らしき人が黒塗りの車から降りてきて、若い衆とかき氷を食べているのを見たという目撃情報を耳にしたことがあるので、なんだかよく分からない世の中です。甘党の組長かあ、、、