スーパーでおいしそうなものを見つけました。
吉村家のラーメンです。店主の写真が若いわ。
家系ラーメンの総本山といえば吉村家。
横浜生まれ、横浜育ちの私はラーメンといえば家系で、家系ラーメンを食べて育ちました。
それならば、レトルト買わずにお店に食べに行けばいいのですが、こんな気になるもの見つけてしまったからには買わないわけにはいけません。
子どもの頃、当時杉田にあった吉村家に父親に連れられて年に数回食べに行った思い出があります。
父は原付、私と姉は電車で、お店の前で待ち合わせ、ラーメンを食べたらお店の前で解散。今思い返しても不思議な親子です。
吉村家の店主が弟子の従業員たちにやいやい怒っている中、ふうふう言いながらラーメンをすするのが定番。
何を言っていたかはもう覚えていないですが、店主が口汚く怒っていたのは覚えています。
今だとああいうのってパワハラになっちゃうのかしらん。
にんにくをスプーン一杯入れると味が変わり、だけど、二杯入れるとにんにくの味しかしなくなってしまうので、入れるとしたら一杯まで。
小学生なのにそんなことも生意気に覚えてしまいました。早熟です。
完成です。
家系ラーメンの具はほうれん草と海苔。
チャーシューはラーメン売り場に売っていた伊藤ハムさんのチャーシューです。
僕の姉ちゃんのドラマの中で、「ラーメンに入っている海苔はどのタイミングで食べるか」という会話をしていて、弟の順平はライスに乗せて食べるとのことですが、
私は麺に巻いて食べます。
以前、違うラーメン屋さんで食券を店員さんに渡す時「今のお時間なんとかなんですけど、なんとかつけますか~?」と早口で聞かれ、「え?」ともう一度聞くにもまたしても聞き取れず、何を言っているのか分からないけどとりあえず「ハイ」と答えると、「え?つけます?」と聞き直され、「はい、お願いします」と分かっていないまま返事しました。
しばらく待ち、「お待たせしました!」とラーメンとどんぶり一杯のごはんが出てきて、その時ようやく「今、ライス無料のお時間なんですけど、ライスつけますか?」と聞かれていたんだ、しまった、断れば良かった!ということがありました。
きちんと聞き直さないといけないですね。特に初めてのお店は。
吉村家で最後にラーメンを食べたのいつだっけ、、、、と思い返すと、最後に食べたのはコロナ前です。
答え合わせを兼ね、近いうちに吉村家に食べに行ってこようとスケジュール帳を眺めています。いつ行こうかな~♪
吉村家にひとりで食べに行くと、カウンターに座っているお客さんたちが「お前も吉村家が好きなのか、、、」と仲間意識のような優しい目で見てくれる気がします。
店内のお水はセルフサービスになっているのですが、隣に座ったおじさんがついでにお水を持ってきてくれたり、なんだか分かりませんけど女性客に優しくしてくれますので、ひとりラーメンデビューしたことないかたは、垣根の低い吉村家はもってこいだと思います。
並んでいた時、店員さんの友達らしき人がお店に来て、その店員さんが友達にチャーシューがおいしいからとチャーシュー麵をおすすめしていました。
私はいつも味玉追加です。
本牧家が今年の5/7で閉店するとのことで、こちらも近いうちに行かねば。