最近、アマゾンプライムビデオで「名建築で昼食を」を見るのにハマっています。
田口トモロヲと池田エライザが名建築の建物の見学、紹介、ランチをたべるという、題名そのままのストーリーになっていて、いいなー、行ってみたいわあ。な感想のドラマです。
うんちくというか豆知識を仕入れるとまた違った視点でその建物を見れます。
まだ見始めたばかりで、山の上ホテルの回はこれから見るのですけど、山の上ホテルといえば池波正太郎先生です。
私、大ファンです。鬼平犯科帳について熱く語りたいのですが、読んでる人が私の周りにいなくて残念です。
今年は、池波正太郎先生行きつけだった山の上ホテルへプリンアラモードを食べに行くのを励みに日々いそしんでおります。
いつ行こう、簿記3級合格したら行こうかな^^
原作は甲斐みのりさんのこちらの本のようです。
建物もそうなのですが、主人公の池田エライザがにポロッと放った言葉に対して、田口トモロヲが哲学めいた深い言葉を返すというところもグッときます。
例えば、
「人を羨ましいって思うことないですか。私、最近友達のことを羨ましいって思うことがあって、、、(うろ覚え)」
に対して、田口トモロヲが
「人と比べるからだよ。人と自分を比べると不幸になる(うろ覚え)」
このような感じでなかなか深いんです。
私の敬愛する谷川俊太郎先生は読者からこのような質問に対して以下の通り回答していました。
他の人をうらやんだり妬んだりするのは、自分という人間を自分で創っていく上で、避けて通れない道筋だと思います。
自分を他人と比べることで、人は自分を発見し、成長してゆくのではないでしょうか。
羨望も嫉妬も生きるエネルギーです。
実はもう他の人に羨望も嫉妬も感じなくなってますが、これは年取ってエネルギーが減り、鈍感になったからではないかと悩んでいます。
20代のまだまだ青い頃、これを読んでやけにしっくりきちゃいました。
どの質問も肯定的に答えていて、当時グッときたものは手書きで書き写してあります。引っ張り出してしまいました。
そして、主人公の池田エライザの住むアパートのインテリアがレトロな家具に囲まれていて、居心地が良さそうなんです。
レトロアパートに住んでいる私からしますと、
こちらの家も冬はなかなか寒いのでは。と違った視点でも見てしまいますけど、
アンティークな家具がステキです。
床や家具のこげ茶がレトロの良さを引き立てているのかしらん。
「パンとスープとネコ日和」を思い出しました。
このドラマの小林聡美の住む家も北欧チックでステキなインテリアで落ち着きそうなんですよね。
このソファ欲しいと思い、調べたところunicoで廃番のソファでした。残念。
うちのレトロアパートにも合いそうと思ったのですけどね。
置く場所はないですが、ソファもいつか欲しいです。
以上、全然話がまとまっていませんが、アイラブレトロと人生哲学な話でした。
おしまい。